効果を引き出すお守りをつける場所。自分の願いや目的に合った身につけ方を知ろう!

最近は神社やお寺を巡る観光スポット・開運のパワースポットなども増えていて、開運のパワースポットも幅広い年齢層から支持を受けています。このため、全国各地のいろんな神社やお寺、開運にご利益のある場所を巡りお守りを購入した、初詣なので新しいお守りを買うという人もいます。
お守りは購入した後、肌身離さずつけるという人は少なく、財布やバッグなどに入れて持ち歩いているという人が多いです。

お守りは金運や恋愛運、学業などの種類があり、どこで買ったかよりも効能によってつける場所を変えるのがベストだと言われています。
しかし、購入したお守りはどこにつけるとより良い効果が得られるのでしょうか。

そこで、お守りを買った後につける効果的な場所について、お守りの種類別に付け方や持ち歩き方など詳しく見ていきたいと思います。

お守りを身につけたい

お守りの起源は縄文時代に魔除けとして匂玉を身につけるという説や道教のまじない符から始まったという話もあります。

本格的にお守りが普及したのは平安時代からと言われていて、この頃はまだ医療が発達していなかったため、占いを頼りにしていました。このため、病気や災難などから身を守る目的でお守りを身につけるようになったと言われています。
お守りには紙や木、金属でできた御神璽という神が宿るお札が入っていて、肌身離さず身につけることでその効果を得られるとされています。

お守りは厄除けや招福をはじめとした願いを形にした縁起物で、種類やデザインも豊富です。また、ご利益があるとされる神社やお寺のお守りは、遠方からはるばる足を運ぶ人も少なくありません。

お守りを買って帰っても十分な効果を実感することができなければ、「わざわざ遠くまでお守りを買いに行ったのに全く効果がなかった」と肩を落としてしまうこともあるので、効能によってつける場所を変えて十分な効果が得られるよう心がけましょう。
しかし、お守りは肌身離さず持っていた方がいいと言われても、どこにつければいいのか明確に分からないことも多いです。

そこで、お守りの種類別にどこにつけるべきなのかをご紹介します。

学業のお守りの意味とつける場所

学業のお守りには合格祈願や学業成就などのお守りがあり、合格祈願のお守りは受験や試験などを控えている人が身につけることでご利益があるとされています。
また、学業成就のお守りは勉強全般においての目標が叶うと言われていて、合格祈願に似ているのですが受験や試験などの合格だけでなく、学校のテストや成績などのアップを目指す人にも効果があるとされています。

学業のお守りの付け方は、受験や試験などに行くときに持っていくカバンなどにつけるのもおすすめなのですが、普段から使っている筆箱や学業に関係したものにつけるのもおすすめです。

合格祈願のお守りは勉強の間は目の付く場所につける、置いておく、カバンに入れるなど、受験や試験に合格したと分かるまで大切にしましょう。

金運のお守りの意味とつける場所

金運上昇のお守りは収入アップや貯金、資産運用などお金の運をアップさせたい人が身につけることでご利益があるとされています。

金運上昇のお守りは身につけていても「一向にお金が増えない」と思っている人もいるのですが、出費が多くなった分だけ収入が増えたり、身につけているアクセサリーやコレクションなどの価値がアップしているケースもあります。

金運上昇のお守りの付け方は財布などお金に関係するものにつけるのがおすすめで、財布の中に入らないときは財布のポケットなどに入れて持ち歩きましょう。

恋愛のお守りの意味とつける場所

恋愛成就や夫婦円満、良縁祈願などの恋愛に関するお守りはたくさんあり、好きな人と付き合いたい、夫婦の関係を良くしたい、良い出会いに巡り合いたいという人が身につけることでご利益があるとされています。

恋愛成就や縁結びなどのお守りの付け方は普段から身につける、常に持ち歩くのがおすすめで、肌身離さず身につけることで良い出会いがあったり、好きな男性からアプローチを受けるなどの効果が期待できます。

しかし、恋愛成就や縁結び、夫婦円満などのお守りは合格祈願などとは違い、期間や期限が決められているわけではありません。ある程度の期間持ち歩いてよりご利益があるとされるお守りに出会えたときなどに手放したり、恋愛が成就したときなどに手放しましょう。

商売繁盛のお守りの意味とつける場所

商売繁盛のお守りはたくさんのお客さんが来て事業が繁盛することを意味していて、経営者や起業家などが身につけることでご利益があるとされています。
また、商売繁盛のお守りには千客万来や出世成功などのご利益もあります。

商売繁盛のお守りの付け方は社内の見える位置に飾ったり、スーツの胸ポケットなどに忍ばせておくのがおすすめで、胸ポケットに忍ばせておけば仕事で評価され出世できるかもしれません。

交通安全のお守りの意味とつける場所

交通安全のお守りは無事故を祈願するもので、車やバイクなどの他、免許のない子供でも通勤や通学などで事故に巻き込まれないようにするご利益があります。

交通安全のお守りの付け方は車の車内にぶら下げたり、車やバイクなどのキーに取りつける、通勤通学で使っているバッグにつける、ランドセルの中につけて持ち歩きましょう。
常に目に付く場所につけることで気を引き締めることができ、交通事故を防ぐことができるでしょう。

安産祈願のお守りの意味とつける場所

安産祈願のお守りは妊娠している人や出産が近い人が何事もなく出産できるよう祈願するもので、陣痛から出産する際、分娩台に移動してからスムーズに赤ちゃんが生まれることを願う妊婦さんが身につけることでご利益があるとされています。

安産祈願のお守りの付け方は出産前から出産後まで大切に肌身離さずつけるのがおすすめで、出産が近づくといつ陣痛が起こってもおかしくないので外出するときもキーホルダーとして付け、常に持ち歩きましょう。

子宝成就のお守りの意味とつける場所

子宝成就のお守りは夫婦の間に子宝が授かるように祈願するもので、子供が欲しい夫婦が身につけることでご利益があるとされています。
子宝のお守りはお腹に関する場所につけるのがおすすめです。

厄除け祈願のお守りの意味とつける場所

厄除け祈願のお守りは前厄、本厄、後厄などを無事に乗り超えたいと願う人が身につけることでご利益があるとされています。
厄除けのお守りを肌身離さず身につけることで、厄を回避してくれ災難が訪れないようにしてくれるので、外出するときはカバンや財布などに入れて持ち歩きましょう。

長寿祈願のお守りの意味とつける場所

長寿祈願のお守りは健康に長生きしたい人が身につけることでご利益があるとされています。年齢層が高くなると癌や心筋梗塞、脳梗塞などのリスクが高まるのですが、病気をすることなく元気に長生きできるとされています。

こちらのお守りも常に肌身離さず持ち歩くのがおすすめで、散歩に行くときなどにもポケットに入れて散歩に出かけましょう。

注意点

お守りの取り扱いに関しては願いが叶わなかったとしても粗末に扱わないように注意しましょう。

お守りには紙や木、金属などの御神璽という神が宿るお札が入っていて、お札には神様の力が込められているので、粗末に扱ってしまうと罰が当たるとされています。
お守りはカバンや財布などに入れて持ち歩いたりするため汚れが付いてしまうこともあるのですが、汚れが付いたくらいでは罰は当たりません。p

お守りを買ったのに願いが叶わなかったことでお守りに八つ当たりしたり、投げたり、踏んだりすることで罰が当たってしまうこともあるので注意しましょう。

古くなったお守りについて

身につけていたお守りが古くなったり、新たにお守りを買い古いものが不要になった、お守りのご利益が得られ不要になったとき、どうやって処分したらいいのでしょうか。

お守りは神様の力が込められているので、そのままゴミとして出すのは罰当たりになります。
お守りを処分する際は神社やお寺などでお炊き上げをしてもらったり、小正月と言われる「どんど焼き」でお炊き上げをするのがおすすめです。すぐに神社やお寺などに持っていけないという場合は、白い和紙や半紙などに包みお守りを持っていくまで家で大切に保管しましょう。

また、神社やお寺が遠くてお守りを持っていけないという場合は、白い封筒にお守りを入れ郵送しましょう。
お守りを郵送するときは重さなどによって切手の金額も異なるので、大切に保管していたものも一緒に送るときは郵便局にもっていき、重さなどを測ってもらってから発送するのがおすすめです。

可燃ゴミとして出す際は和紙や白い半紙を広げ、お守りを上に置いて塩を一つかみして、左、右順に1回ずつかけ、最後にもう一度左に塩を回しかけて、お守りを包むように折り可燃ゴミとして出しましょう。

一軒家などで火を起こすスペースがあるときは、わざわざ神社やお寺などにお守りをもっていかなくても自宅でお炊き上げが可能です。お炊き上げでは日に直接お守りを入れるのではなく、ゴミに出すようなやり方でお守りを白い和紙などに包み、火をつけて燃やしましょう。

自宅でお炊き上げをするときは願いが叶った、叶わなかったに関わらず、神様に感謝する気持ちで行い、お守りをお炊き上げした後は用意しておいた水をかけて消化しゴミとして出しましょう。

お守りは種類ごとに効果的に身につけましょう

お守りの種類別に付け方や持ち歩き方などについてご紹介したのですが、いかがでしたでしょうか。

お守りはどこにつけるか、付け方などによってより良い効果を実感できることもあります。
より効果が出やすい場所にお守りをつけることで、仕事や勉強、恋愛などに対するモチベーションが上がったり、目に見える場所につけることで安全に気を付けようと気を張ることができるので、お守りとしての効果を十分に実感できるでしょう。

お守りは不要になったら神社などでお炊き上げをして処分してもらう他、家でお炊き上げするなどいくつかの処分方法があります。
処分する際は神様に失礼のないよう、きちんとした方法で処分しましょう。

種類ごとにつける場所・付け方も異なりますので、より効果的に身につけられるように確認が大切ですね。